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日本の染色 草木染

絹糸の草木染め

紫稲で絹糸100gを染める場合の一例です。

鍋に、水約2ℓと紫稲100gを入れて煮る。

水の状態から熱し、沸騰してから約20分間熱煎して煎汁だけをとる。

同じ様に②を2~4回繰り返し、取り出した煎汁をまとめて染液にする。

染液を熱し沸騰するくらいになったら絹糸を浸し、約15分間煮染する

  このとき絹糸は事前に水にさらしておく。

煮染したあと、染液が冷えるまで置く。

絹糸の重さ(100g)の銅35%(35g)を約5ℓの水に溶かして媒染液をつくる。

媒染液に20分間浸して媒染し水洗する。

同じ染液を使い、④~⑦をもう一度繰り返す。

⑨ しっかりと水洗し、天日に干す。

以上が一回の行程でこれを何回もして染め重ね、濃色にします。

薄色の場合でも1回のだけの染色でなく、染液を薄くして2回は染色をしたほうがよいでしょう。

紫稲 紫稲

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